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2020.05.04ブログ

「完璧主義」は破滅する

ダイエットを成功させるためのアドバイスとして「完璧主義」にならないことを強くおすすめします。

昔からよく聞く成功哲学では、何かを成功させるためには、まず目標を掲げて、その目標をいつ叶えるのかを決めて、そこから逆算して完璧に計画を立てるという考え方をしますが、ダイエットにおいてはこのような成功哲学を当てはめてはいけません。

なぜなら「食事はこうしなければならない」「トレーニングはこれくらい頑張らなければならない」なんて計画を立てたとしても、その通りに行動することは極めて難しいからです。おそらく大半の人が三日坊主で終わるでしょう。

どんなに完璧に計画を立てたとしても、立派な計画ほど計画倒れするものです。日頃から全くダイエット習慣のなかった人が、あれもこれもと自分に課題をたくさん課してしまうと、始めの頃はなんとか頑張って課題をクリアできたとしても、すぐに気持ちが滅入ってしまいます。
例えば完璧主義者の方がダイエットのために次のような毎日の課題を自分で考えたとします。
・カロリー摂取量を1日1500kcal以内に抑える
・糖質の摂取量を1日100g以内に抑える
・お酒を控える
・タンパク質を1日50g摂取する
・食物繊維を1日20g以上は摂取する
・スクワット20回を3セット
・腹筋20回を3セット
・腕立て伏せ10回を3セット
みなさんは今日からこれをやろうと思った時に継続できる気がするでしょうか?
正直、私もこんな課題を自分に課したら生きた心地がしなくなります。
そもそも私は「毎日〇〇を〇〇g摂取する」などの面倒な食事の摂り方を継続できている一般人を見たことがありませんし、私自身が大嫌いな考え方です。
毎回食事を摂る時にいちいち計れというのでしょうか?
ちなみにカロリーも糖質もタンパク質も食物繊維も種類が色々ありますし、数値なんてとても曖昧なものです。だからグラム数なんて細かく考える必要はありません。

完璧主義者である人ほど、毎日の課題のどれか1つがこなせなかった時に心が折れてしまうのです。
「自分は意思が弱いダメな人間だ」「結局我慢できなかった」と自虐的になってしまうのです。送別会や友人の結婚式などでお酒を控えることができなかった時に、「どうせ計画通りにできていないしな・・・」などと考えて他の課題もやらなくなってしまうのです。

でも、完璧主義者でない人は、お酒を飲んでしまったことをそんなに気にしないのです。
実際に気にする必要なんてないのです。
送別会や結婚式などは頻繁にあるイベントではありません。お世話になった先輩の送別会や仲の良い友人の結婚式くらい飲んだっていいじゃないですか。気持ちよく祝ってあげるべきだと思います。
1日頑張ったからといってすぐ痩せないのと同じで、1回お酒を飲んだくらいでは太りません。

考えてもみてください。
人間生きていれば体調を崩したり、人間関係で悩んだり、仕事でミスをしたり、恋人と突然別れたり、色んな事が起きるじゃないですか。
あなたはそんな精神的ダメージを受けている時にダイエットに励むことができますか?
私は無理です。
体調を崩したら休みたいし、
人間関係で悩んだら、モヤモヤした気持ちを晴らすために解決策を考えたいし、
仕事でミスをしたら、ミスを減らすための対策を考えたいし、
恋人と突然別れたら、仲の良い友人に励ましてもらいたいです。

完璧な計画を立てて、その課題を完璧にクリアしていくのは辛すぎて続かないはずです。

これこそ本書で一番伝えたいことで、ダイエットは太らない行動の習慣化であり、辛すぎることは習慣にはできないということなのです。

「計画を立ててその通りに行動していけば痩せられる」、それができれば確かにその通りです。(痩せ続けることは難しいですが)
しかし、私達は人間であってアンドロイドではないのです。
人間の心と身体はそんなに単純なものではありません。