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2020.06.05ブログ

はじめの一歩の踏み出し方

ダイエットに限ったことではありませんが、日常のあらゆる場面で「頑張れ」という言葉をよく耳にします。
私はこの「頑張れ」という言葉は、「この人はもう簡単には挫けないだろう」と思える人にしか使わない言葉です。
むしろダイエットを始めたての人には「頑張りすぎないでください」と伝えます。
もし頑張っている人がいたら、これはまずいぞと焦り「頑張りすぎだから気をつけて」と声をかけます。

なぜなら私がこれまでに多くのクライアントを見てきた経験上、ダイエット初日から頑張りすぎる人は必ずと言っていいほどすぐに心が折れてしまうからです。
歩きだす時に初めの1歩が大きければ大きいほど、2歩目を前に出すのが大変なように、ダイエットも初日から食事やトレーニングをストイックにしすぎてしまうと、その辛かった経験が心に刻まれて、次の行動に移しにくくなるのです。初めは頑張りすぎずに、「ちょっと物足りないなぁ」というくらいの方が、また行動に移しやすくなるのです。
トレーニングも食事も、急に頑張りすぎると、昔の私の弟のように、その状態を身体が拒絶してストレスがたまり食欲が爆発してしまいます。
これでは根性頼りのリバウンドしやすいダイエットになってしまいます。
精神的苦痛にならないレベルからスタートして、それが習慣化されて当たり前になってきたら、本人の意思で苦にならない程度に少しレベルを上げて、またそれが習慣化されるまで続けて、といったように小さなアップデートを繰り返していけば停滞期やリバウンド知らずのダイエットができるようになるのです。
そうしなければ、あなたはまた、もう一人のあなた(潜在意識)と意見が合わずに継続することが苦痛になってしまいます。
太らない習慣を作りたいのなら「頑張らずにサボらない」ことが大切です。

毎日トレーニングをしている人を見て、「あの人は毎日頑張っているから、私もあれくらい頑張らなきゃいけない!」なんて考えないでください。
その人は精神力や意志の強さを兼ね備えている人ではなくて、習慣作りの成功者なのです。

自転車で例えると分かりやすいです。漕ぎ出す瞬間は力いっぱいペダルを漕いでも全然スピードはでません。逆にスピードに乗ってくると、大して力を入れて漕がなくてもスピードはキープできます。漕ぎ始めなのにいきなりトップスピードを出そうとすると、脚には計り知れない負荷がかかります。漕ぎ始めはゆっくりでいいのです。少しずつでも良いので、苦にならない程度に小さな力を加えて漕いでいけば必ずスピードは速くなっていき、頑張らなくても早いスピードがでている状態が当たり前になります。大事なのは力いっぱい漕ぐことではなく、ほどほどに漕ぎ続けることです。小さな力でもいいので漕ぎ続けることができれば必ず目的地にたどり着くのです。